2012年7月23日月曜日

死生観

日本人は何を考えて生きてきたのか 魂のゆくえををみつめて~柳田国男 東北をゆく
NHK教育で番組をやっていた。
民俗学を育んできた柳田が東北のフィールド研究を経て遠野物語を書き、その中には震災で起きた津波の実話なども含まれていたことが明かされた。その後の大戦により亡くなった若者の魂のゆくえを折口信夫と議論したことが語られていた。

日本人の死生観や宗教観が語られていた。
あの世とは、お盆に帰ってくる信仰などなど・・・。
お天道様が見ているとか顔向けができないという言葉を使うが、なにか見られていると感じているのは日本人全般に見られるのだと思う。
恥だとか倫理だとかにつながる部分なのか。

これがキリスト教のように1神教を信じ、バイブルに手を置く契約を中心とする国民と違う部分なのだろうか。
遺体に対する日本人の思いも米国民にはわからないだろ、過去にハワイ沖で潜水艦にぶつかられて沈んだ航海訓練船で海底からの引き上げで考え方の違いが露わになった。


柳田は1962年に死去している。残された著書を読んでみよう。

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