2011年7月6日水曜日

日本の西洋化

グローバル化とは西洋化のことであった。これは明治以降、今も昔もそんなに変わっていない。
現在の基準は、アメリカであり、ヨーロッパである。
要するに日本はものまねから始めているから、仕方ない 洋服、髪型、生活様式、車、食生活、多少アレンジされているものの、徐々に西洋化している。

だが、細かく見ていくと完全ではなく、日本化された西洋化である。
精神や美意識、思考様式は日本語に規定されているので、一見似ているが少し違う。
この違いが、日本の市場を特殊なものとして、海外から守っていると考えている。

日本は、車・家電に見られるように、原料を輸入して加工して海外のお客さんに販売している。
ただし、基準はISO、GMPなどキリスト教文化圏の契約を基本とした厳しいルールである。
以心伝心では通じない、言葉で厳密に定義された世界、性悪説に基づく文化をも含んでいる。

グローバルに商売するとこれらのルールにも慣れないといけない。

日本の職人気質はいい仕事はするが、工業化には向いていない。
工業化・標準化とはある面、高度な仕事の質を落とすことになっている気もする。

サッカー日本代表監督だったオシムさん、岡田さんが日本化するといったが、うまく融合するにはもっと日本と西洋を深く知る必要がある。

がんばれニッポン!!

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